今回は報知杯フィリーズレビュー2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
よろしければ金鯱賞2021と中山牝馬ステークス2021の記事も書いているので見て下さい。
このレースは阪神競馬場で行われる芝1400m戦。
3年連続で5番人気以下が1着となっているようにとにかく荒れるレースです。
想定オッズでは3強となっていますがそう簡単には決まらないはず。
荒れるのを期待して予想していきたいと思います。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-51.jpg)
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-52.jpg)
これを見ると複勝率では確かに逃げ・先行馬が有利ですが、勝ち馬の大半は後方勢。
特に今回は逃げ候補もたくさんいて、流れる展開が予想される。
狙いどころは差し・追い込み馬ではないでしょうか。
注目したのは上り1位。
複勝率80%超えですから、ここから馬券のヒントを見つけたいと思います。
上り1位で圏内馬に入った馬の9頭中7頭に共通する点は
前走距離1400~1600mで上り3位以内
今回これに該当するのはアンブレラデート・エルカスティージョ・オパールムーン・ララクリスティーヌの4頭。
注目はやはり1番人気想定のオパールムーン。
ただあまりにも後方からの競馬が多いので届かず2・3着という気もします。
ただ展開から考えると軸にするならこの馬が最有力ではないでしょうか。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-53.jpg)
これを見ると複勝率では一桁馬番までがやや優勢か。
勝ち馬を見ても6番ゲート内に多く集まっている。
とは言っても外枠の成績が悪い訳でもありません。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-54.jpg)
穴馬で見ると5番ゲート内で3勝挙げていて、複勝率で見ても6番ゲート内がやや高い。
ただ17・18番ゲートを除けば外枠がダメということもない。
上記のデータを考慮して
1~6番ゲート有利
17・18番ゲート不利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-55.jpg)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
・ダイワメジャー
又は
・グレイソブリン内包馬
です。
今年は残念ながらディープインパクト・キングカメハメハ・ダイワメジャー産駒が1頭もいませんでした。
なので今年はグレイソブリン内包馬だけとなります。
今回の該当馬は
エイシンヒテン
エルカスティージョ
クープドクール
テリーヌ
ヨカヨカ
ララクリスティーヌ
以上6頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-57.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走G1で5着以内or3番人気以内 又は 前走500万クラス以上で2着以内(500万クラスは1着に限る)
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ヨカヨカ
以上1頭です。
一応残った馬はこの馬だけですが、前走オパールムーンと大差ないですからね。
今回はオパールムーンの方が展開が向きそうだし‥
ただヨカヨカも新馬では4番手からの競馬で勝利している。
今回控える競馬が出来るようであれば内回りコースでもあるのでチャンスはあると思います。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-58.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1400~1600mで5着以内 又は 前走G1組
② 前走上り3位以内or前走4角4番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は10回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アンブレラデート
エルカスティージョ
シゲルピンクルビー
ポールネイロン
ララクリスティーヌ
以上5頭です。
脚質傾向で書いた記事と重なるような内容ですが、このレースは前走1200m組の成績が最悪で(0・0・0・33)という結果。
前走1200m組というだけで即消しと言える程のレベルです。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
血統傾向で挙げたグレイソブリン内包馬。
そして穴馬消去法や脚質傾向で挙げた馬でもある。
前走はメンバーレベル疑問だが同コースで圧勝。
まだ底が見えていない点でも狙ってみたいです。
(B)
この馬も(A)と同じく血統傾向・脚質傾向・穴馬消去法で挙げた馬。
新馬戦では今週のアネモネステークス出走予定のルチェカリーナ(現在3番人気想定)を撃破。
2戦目もまた対戦して同馬が2着でルチェカリーナが3着と退けた。
まだ圏外が1度も無くこれで全く人気がないなら狙う価値はありそうです。
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