このレースは小倉競馬場で行われる芝1200m戦。
例年は8月開催だが今年は7月開催の開幕週となります。
これにより前走ステップレースが例年とは全く異なり8月開催のデータは使えない。
よって今回は僅か2レースだけですが、条件的に似ている2021~2022年の7月開催の小倉開幕週CBC賞のデータを使って予想していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
冒頭で書いたように今回はこれ以降の項目も含め2021~2022年の7月開催の小倉開幕週CBC賞のデータを参考にします。
以下がその脚質傾向です。
これを見ると開幕週なので逃げ馬の2勝は分かりますが、差し馬も侮れません。
ただ内訳を見ると逃げ馬2頭は前走2勝クラス、差し馬3頭中2頭は前走G1組です。
そう考えると能力の高い馬でない限り基本的には前で競馬が出来る馬が良さそう。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り2位以内
意外と前走逃げ馬でなくてもよくて、上りが速かった馬が良い。
この条件で(1・1・1・1)複勝率75,0%になります。
この条件に該当する馬は
エイシンスポッター
ディヴィナシオン
バースクライ
以上3頭です。
*除外対象馬は入っていません。
差し・追い込みタイプだが今回は前に行きたい馬も多い。
開幕週でも2・3着なら狙えるか。
「 枠順傾向データ 」
以下が2021~2022年の7月開催の小倉開幕週CBC賞の枠順傾向です。
これを見ると開幕週らしく外枠は厳しい。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じですね。
やはり外枠はマイナスです。
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が2021~2022年の7月開催の小倉開幕週CBC賞の血統傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ストームキャット内包種牡馬
です。
ロードカナロア・レッドスパーダ・キズナの3頭はストームキャット持ちの種牡馬です。
今回の該当馬は
エイシンスポッター
グランテスト
サーマルウインド
テイエムスパーダ
ナナオ
ピューロマジック
以上6頭です。
*除外対象馬は入っていません。
ちなみに8月開催の北九州記念では母父ノーザンダンサー系が強く、複勝率が34,8%で単勝回収率と複勝回収率がともに100%超えています。
「 消去法データ 」
消去法は2021~2022年の7月開催のCBC賞のデータを参考にしています。
赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走OPクラス以上で2番人気以内で2着以内
③ 斤量53キロ以下で前走2番人気以内(新斤量制度に換算)
④ 前走G1出走馬
上記の条件①+or②or③or④に該当する馬は
グランテスト
サーマルウインド
サウンドビバーチェ
ジャスパークローネ
テイエムスパーダ
モズメイメイ
以上6頭です。
前走G1出走馬の成績は(0・1・1・1)で悪くはないですが、好走した2頭は後のG1馬ピクシーナイトとスプリングステークス3着馬アウィルアウェイ。
前走G1出走馬だったら何でも良いという訳でも無さそうで、特に同型も多いテイエムスパーダ・モズメイメイ辺りは微妙な気がする。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
2021~2022年の7月開催のCBC賞のデータを参考にしています。
・6歳以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く前走3番人気以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く前走9着以下(0・0・0・13)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
グランテスト
サーマルウインド
サウンドビバーチェ
ジャスパークローネ
テイエムスパーダ
モズメイメイ
以上6頭です。
先程も言ったようにテイエムスパーダとモズメイメイは微妙。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(B) ?????
今回は展開的に前に行きたい馬が多い。
とは言え開幕週であまり後方からだと厳しい。
差しタイプの馬で1200m戦に転向してから重賞好走歴も含め(3・0・1・1)
ハンデは微妙なところだが、前走は今回と同じ斤量で古馬の重賞実績馬と差のない競馬をしている。
年齢も若くまだ伸び代もありそうなので期待している。
コメントを残す