今回は函館2歳ステークス2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
このレースは函館競馬場で行われる芝1200m戦。
上位人気馬は比較的堅実に好走するレースですが、紐荒れが多いです。
しかもその紐が近7年中6年二桁人気馬です。
ただ今年は例年とは違い現時点では12頭立て以上はない。
二桁人気馬が突っ込んでくる確率はやや下がるでしょうが、それでも下位人気は注意したいですね。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が2011年の8月開催を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると基本は逃げ・先行馬。
ただ毎年のことですが、キャリア1・2戦くらいの馬が集まったレースで脚質を見極めるのは難しい。
ここは参考程度で、前に行く馬を見極めるには枠順の方が重要かもしれません。
次は枠順傾向です。
こちらも同じく2011年の8月開催を除く過去9年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率では13番ゲート以降から下がっています。
ただ現時点では12頭ということを考えるとあまり意味はない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると圏内に入った馬はほぼ10番ゲート内から出ています。
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・キンシャサノキセキ
・マツリダゴッホ
・ダイワメジャー系
・キズナ
・マクフィ
です。
キンシャサノキセキ産駒やダイワメジャー産駒はとにかく早い時期に活躍馬が多い。
またダイワメジャー系種牡馬のカレンブラックヒル産駒は昨年好走しています。
そしてこのレースで好走したマツリダゴッホ・キズナ・マクフィ産駒も早い時期の好走馬が多いですね。
今回の該当馬は
イチローイチロー
カイカノキセキ
以上2頭です。
まだ未知数なので推奨しませんでしたが、今回数頭出走しているドレフォン産駒は個人的には注目しています。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
2011年の8月開催を除く過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走1着
② キャリア2戦以内
③ 前走上り2位以内
④ 前走4角3番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去9年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ポメランチェ
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走新馬戦勝ち馬 又は キャリア2戦以内の未勝利戦でコンマ4秒差以上で勝利
② 前走4角3番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去9年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は9回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
イチローイチロー
カワキタレブリー
メリトクラシー
リトス
以上4頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) イチローイチロー
昨年も好走したダイワメジャー系カレンブラックヒル産駒。
穴馬消去法でも挙げた馬です。
この時期に連闘で使うのは将来的にどうなのかとは思いますが意気込みは十分。
本気度はかなり高い気がします。
(B)
穴馬消去法で挙げた馬で、血統傾向では推奨しなかったが個人的には気になっている早い時期に活躍しそうなドレフォン産駒。
過去7年で二桁人気馬が6年圏内に来ているレース。
想定オッズから二桁人気馬を狙うならこの馬か。
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