このレースは京都競馬場で行われる芝1600m戦。
今年は良いメンバーが揃いましたね。
この馬が下位人気なの?と思える馬も何頭かいて非常にレベルが高そう。
荒れるとしても二桁人気馬の好走は無いんじゃないかな。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。
これを見ると差し・追い込みで7勝中6勝、好走馬21頭中16頭が該当します。
基本的には後方勢有利なレースと言えそうです。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走4角13番手以内
② 前走上り8位以内 又は 前走4角3番手以内で2番人気以内だった馬
③ 3歳馬と牝馬は前走上り2位以内
前走極端に後方だった馬や上りの遅かった馬は割引。
これで圏内馬21頭中21頭が該当、複勝率30,8%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
④ 6歳以下
⑤ 前走7着以内
⑤ 前走敗戦馬の着差0,5秒以内
⑥ 前走6番人気以内
⑦ 前走馬体重512キロ以下
⑧ 前走牝馬限定戦を除く重賞出走馬
この条件で(6・7・7・16)複勝率55,6%になります。
この条件に該当する馬は
ジュンブロッサム
セリフォス
ソウルラッシュ
ナミュール
ブレイディヴェーグ
以上5頭です。
海外馬チャリンはデータ不足の為、参考外です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。
これを見ると内か外かという感じで、9~15番ゲート辺りはやや劣勢。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとちょっと話が変わってきます。
好走馬の多くは内枠に多い。
8番ゲート以降からの好走馬は2頭だけです。
外枠から好走している馬の多くは上位人気馬が殆どということになりますね。
ただ…先週のエリザベス女王杯を見ると外差し馬場で内枠有利とは言えないかもしれない。
上記のデータを考慮して
あくまでデータ上では1~8番ゲート有利
と判断します。
あとは土曜の馬場や天気で判断した方が良いかもしれません。
「 血統傾向データ 」
京都開催直近5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ハービンジャー
です。
この2産駒で全体の半数弱です。
今回の該当馬は
ナミュール
フィアスプライド
以上2頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走G2クラス以上 or 富士ステークスステークス出走馬
③ 前走国内G1で4着以内
④ 前走G2以下で3番人気以内で3着以内 且つ 上り3位以内
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ4番人気以内馬を上位人気として扱います。
上記の条件で少なくとも毎年1頭は好走馬が出ています。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
ナミュール
ブレイディヴェーグ
以上2頭です。
厳密に言えば上位人気馬で前走牝馬限定戦経由の馬は例がありません。
絞るならナミュール1頭ですね。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下の牡馬
② 前走芝G2クラス以上 or 富士ステークス出走馬
③ 前走距離1400m以上
④ 前走5番人気以内 且つ 7着以内
⑤ 前走上り3位以内 or 4角4番手以内
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ5番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エルトンバローズ
シックスペンス
ジュンブロッサム
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は6,6%です。
・前走G2以上の1着馬を除く美浦所属騎手と関東馬(0・0・0・41)複勝率0%
・7歳以上(0・0・0・14)複勝率2,9%
・牝馬(0・0・0・19)複勝率2,9%
・前走G2以上の1着馬を除く前走間隔4~6週以外(0・0・0・54)複勝率4,3%
・前走8着以下(0・0・0・47)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・57)複勝率0%
・前走6番人気以下(0・0・0・59)複勝率0%
・前走から斤量減(0・0・0・23)複勝率0%
・前走4角13番手以下(0・0・0・15)複勝率0%
・前走G3で1番人気以外のG3以下出走馬(0・0・0・33)複勝率2,1%
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ5番人気以下馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
エルトンバローズ
シックスペンス
ジュンブロッサム
セリフォス
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
実績的には上位人気馬に劣るが、決め手はとにかく一級品。
この馬の決め手なら上位人気馬をまとめて飲み込む可能性すらある。
ただ心配なのは今回の鞍上だが、多分多くの方が関西圏でのイメージが良くないかもしれない。
そこで2019年以降の彼のG1成績を見ると…
意外とイメージとは逆でした。
あとは雨と枠順で、今の馬場だと中~外枠くらいが良いかもしれない。
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