このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
G3に格上げされてから今年で7年目のレースとなります。
今年の出走馬は僅か9頭で、断然人気が予想されるのは母にオークス2着馬を持つチェッキングポイント。
このレースで勝つ馬は重賞格上げ後全て当日3番人気以内馬。
実力を評価されている馬がそのまま勝つという堅い傾向があります。
頭数も少ないですし、余程点数を絞らないと回収率は期待できないかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が重賞格上げ後の過去6年の脚質傾向です。
これを見ると注目は勝率・複勝率ともに断トツトップの先行馬、そして複勝率100%の上がり1位馬です。
まず上り1位で圏内に入った馬は7頭いますがその内6頭は…
① 前走4番人気以内で1着
② 前走逃げ馬以外で、4角3番手以内で上り3位以内 又は 上り1位
この条件に該当する馬は
シルヴァーデューク
ノッキングポイント
フロムナウオン
以上4頭です。
次いで圏内に入った先行馬は8頭いますがその全頭が…
① 前走3番人気以内で1着
② 前走上り2位以内
③ キャリア1戦
④ 前走2着馬との着差0,2秒以上
この条件に該当する馬は
ノッキングポイント
以上1頭です。
どちらの項目にもノッキングポイントの名前が挙がりました。
配当的には全く期待できないが、やはりこの馬を中心視しなければならないですかね。
「 枠順傾向データ 」
以下が重賞格上げ後の過去6年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率が安定しているのは9番ゲートまでで出走予定馬も9頭。
特に枠順に拘ることもないか。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると過去6年で5番人気以下の穴馬が僅か3頭しかいないので何とも微妙だが、やはり頭数を考えると枠は気にしなくても良いと思います。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
母父に
・ノーザンダンサー系
又は
父or母父に
・ロベルト内包馬
です。
もはやディープインパクト産駒も2歳世代には殆どいないので傾向からは外しました。
それ以外で複数回絡んでいる種牡馬はハーツクライとロードカナロア。
ただこの2頭の産駒も今年は出走無し。
大種牡馬ディープインパクトがいなくなって、段々と新種牡馬も登場しているので傾向が読みずらい。
よって今回は単純に複勝率が高い大系統に注目して推奨馬を挙げました。
今回の該当馬は
グラニット
シルヴァーデューク
ノッキングポイント
フロムナウオン
ミシェラドラータ
レッドソリッド
以上6頭です。
「 消去法データ 」
今回の消去法はいつもと違って人気馬と穴馬に分けていません。
過去6年で穴馬が僅か3頭では分ける必要もないかと思います。
データは重賞格上げ後の過去6年のものです。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走開催場所・札幌・新潟・東京・阪神競馬場
② 前走距離1400m以上
③ 前走1着馬 or 新潟2歳S出走馬
④ 前走新潟2歳S出走馬を除く4番人気以内
⑤ 前走上り5位以内
上記の条件に該当する馬は
シルヴァーデューク
ドルチェモア
ノッキングポイント
以上3頭です。
3強が綺麗に残ってしまいました。
やっぱり今年も堅いかな(-_-;)
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去6年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,1%です。
・関西馬(0・0・0・12)複勝率0%
・キャリア4戦以上(0・0・0・5)複勝率0%
・前走間隔5~6週以外(0・0・0・27)複勝率0%
・前走新潟2歳Sを除く2着以下(0・0・0・18)複勝率0%
・前走新潟2歳Sを除く5番人気以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走から斤量同・減(0・0・0・8)複勝率0%
・前走馬体重443キロ以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走逃げ馬(0・0・0・6)複勝率0%
・前走新潟コース以外(0・0・0・30)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
グラニット
以上1頭です。
穴馬の1番の特徴は前走新潟開催出走馬であるということではないでしょうか。
穴馬3頭は全て前走新潟開催でした。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)☟
(C) ?????
大型馬なので叩いた上積みはありそう。
小回りコースから東京コースになるのはプラスだと思う。
調教ではシュネルマイスターやマイネルファンロンと併せて互角の動きを披露。
3着くらいなら可能性はゼロではないはず。
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