今回はクイーンカップ2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
別に共同通信杯と京都記念の記事もアップしていますので、よかったらこちらもご覧ください。
このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
抽選馬がかなり多く現時点では未確定な部分もありますが、面白そうな穴馬を探していきたいと思います。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-37.jpg)
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-33.jpg)
これを見ると複数率では逃げ馬が好成績。
そして追い込み馬もマズマズ健闘している。
ただ勝ち馬で見ると先行4勝・差し5勝となっているので、頭で狙らうならこのグループでしょう。
ちなみに上がり1・2位の成績を見ると決して決め手のある馬が勝つレースではなく、ソコソコの上がりを出せる馬が理想。
調べてみると先行・差しで勝った9頭全てが4角7番手以内。
そしてその勝馬は9頭中8頭が3番人気以内で4番人気以内が1頭。
そこで今回の上位想定4番人気以内馬を見るとインフィナイト以外は完全に差し・追い込みタイプ。
ただデータ的にはインフィナイトが優勢だが、役不足感は否めない。
そうなるとあとは枠の並びで考えたい。
個人的には上位人気馬ではククナを推したい。
新馬・未勝利戦では先行・差しで競馬をしていたので前目での競馬も可能だと思っています。
鞍上も臨機応変に対応できるルメール騎手なのでその点でも良い。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-38.jpg)
これを見ると複勝率では内外で大きくは変わらないが、勝ち馬10頭中8頭が9番ゲート以内。
そういう意味では内寄りが優勢に見えます。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-39.jpg)
穴馬で見ると内外で大きな差は無い。
ただ全体傾向と同じように9番ゲート以内と10番ゲート以降で比べると、やはり一桁番が優勢に見えます。
上記のデータを考慮して
1~9番ゲート有利
と判断します。
ただ外枠だからといって極端なマイナスではないと思います。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-34.jpg)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト・ダイワメジャー
又は
父or母父に
・クロフネ
です。
ディープインパクトは別格ですがそれを除けばクロフネ内包馬の活躍が顕著。
ただ今年は残念ながらクロフネ内包馬はいませんでした。
あとはダイワメジャー産駒も注意ですね。
昨年の3着馬セイウンヴィーナスの父カレンブラックヒルはダイワメジャー産駒でもあります。
今回の該当馬は
アカイトリノムスメ
イズンシーラブ
リーサルビア
ハッピーオーサム
メインターゲット
レフトゥバーズ
以上6頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-35.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1600m以上
② 前走阪神ジュベナイルは4着以内or1番人気
③ 前走500万・OPクラスは1着
④ 前走重賞組は2着以内or1番人気
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アカイトリノムスメ
ククナ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/02/キャプチャ-36.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1600m以上
② 前走阪神ジュベナイル出走馬
③ 前走新馬戦組は1番人気で1着
④ 前走500万クラス組は3着以内
⑤ 前走重賞組は2着以内or上り2位以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は9回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エイシンヒテン
カナリキケン
サルビア
ステラリア
スライリー
以上5頭です。
ただカナリキケンとステラリアは抽選対象です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
まずは出走確定馬の中からこの馬。
新馬戦では朝日杯勝馬グレナディアガーズを撃破している。
ただ問題は気性で前に行きたがる。
血統的には1600mは問題無く、この気性さえ克服できれば距離は持つはず。
更に鞍上は横山典騎手で人馬共に一発ありそうなこのコンビに魅力を感じます。
(B)
3戦連続上り1位という決め手もあり、父も早熟傾向があるキズナ産駒。
なにより頼もしいのが今回3戦連続で騎乗するこの騎手。
乗り替わった初戦で圧勝、前走は現在共同通信杯想定5番人気のキングストンボーイの2着。
十分戦える力はあると思います。
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