今回はキーンランドカップ2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは札幌競馬場で行われる芝1200戦。
今年はダイアトニックという不動の人気馬が参戦。
現時点ではこの馬が消えることは考えにくい。
回収率重視で考えると、券種や買い方が重要になってきそうです。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が2013年を除く過去10年の脚質傾向です。
複勝率で見ると逃げ・先行馬有利なレースと言えそうです。
ただ勝ち数は差し馬がトップの5勝。
追い込み馬以外は軽視できないですね。
そこでまずは逃げ・先行馬に注目。
過去10年で圏内に入った逃げ・先行馬15頭中13頭に共通する条件を見つけました。
近3走全て4角5番手以内 又は 近3走以内でG1で4角8番手以内経験あり
これに該当する馬はイベリス・ダイアトニック・ダイメイフジ・メイショウショウブ・レッドアルマーダとなっています。
ただしメイショウショウブ・レッドアルマーダは現時点では除外対象馬です。
次に注目したいのは上りです。
差し馬も健闘しているので、上りのデータを調べてみると複勝率44,4%もある条件を見つけました。
前走上がり1位
単純ですが、この条件だけで複勝率が40%を超えます。
しかも今回は対象馬は1頭だけで、ビリーバーです。
後方勢で警戒するならこの馬かもしれません。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ロードカナロア
・キングカメハメハ
・マイル以下のG1勝ちがあるサンデーサイレンス系種牡馬
又は
・父サンデーサイレンス系orミスプロ系を父に持つダンチヒ内包馬
です。
とにかく父ノーザンダンサー系には相性が悪いレースです。
逆にダンチヒ内包馬は非常に好走しやすいレースとなっています。
今回の該当馬は
アスタールビー
イベリス
カッパツハッチ
ダイアトニック
ダイメイフジ
ディメンシオン
ナリノメジャー
ビリーバー
メイショウショウブ
ヤマカツマーメイド
ラベンダーヴァレイ
ルヴォルグ
レッドアルマーダ
以上13頭です。
対象馬は多いですが、赤字の5頭は除外対象馬となっています。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 5歳以下
② 前走G1出走馬以外は前走距離1200m以下
③ 前走国内G1出走又は前走1番人気or1着
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年(開催数は9回)で9回。
そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ダイアトニック
ライトオンキュー
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
逃げ~差し馬くらいまでなら、展開一つでどこからでも入れそう。
そして前で残る穴馬ならこの馬ではないか。
好相性のダンチヒ内包馬。
またこのレースは520キロ以上の大型馬の好走率が極めて高く、馬格も十分。
前走はフロックという見方もあるが、先手さえ取れれば再びがあるかもしれません。
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