このレースは東京競馬場で行われる芝2500m戦。
過去10年で二桁人気馬の好走は1頭。
好走馬31頭中29頭が7番人気以内であまり大荒れは無いレースです。
また毎年ロベルト持ちかトニービン持ちが好走するレースでもあり、狙うなら7番人気以内のロベルトorトニービン持ちが狙い目かもしれませんね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると好走馬の殆どが先行・差し。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走OPクラス以下で上り6位以内 or 前走G3以上で上り10位以内
② 前走4角3~13番手
この条件で好走馬31頭中28頭が該当します。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 7歳以下
④ 前走9着以内
⑤ 前走G3以下出走馬は前走3番人気以内
⑥ 前走G2以上出走馬は前走8番人気以内
⑦ 前走馬体重500キロ以下
この条件で(9・6・8・18)複勝率56,1%になります。
この条件に該当する馬は
クロミナンス
セレシオン
マイネルメモリー
ラーグルフ
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると外枠からの勝ち馬は少ないものの、複勝率では外枠も悪くはない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲート以降から好走した馬は1頭だけ。
全体傾向では外枠からの勝ち馬が少なかったですが、その傾向と似ていますね。
上記のデータを考慮して
11番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・トニービン内包種牡馬
・ノヴェリスト
又は
母父に
・ディープインパクト
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
毎年のことですが、トニービン・ロベルト持ちは要注意ですね。
今回の該当馬は
アドマイヤハレー
セレシオン
タイセイフェリーク
フォワードアゲン
マイネルウィルトス
マイネルメモリー
ミクソロジー
メイショウブレゲ
ラーグルフ
以上9頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 斤量56キロ以上、3歳馬は55キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走距離2000m以上
④ 前走G1出走馬で前走6番人気以内
⑤ 前走G2・G3出走馬で前走4着以内 or 4番人気以内
⑥ 前走3勝クラス出走馬で2番人気以内で1着 且つ 上り3位以内
現時点の予想オッズを見るとショウナンバシットが4番人気ですが、この馬の4番人気は無いんじゃないか。
個人的にはミクソロジーとマイネルウィルトスの方が4番人気以内を争いそう。
よってクロミナンス・サヴォーナ・セレシオン・ミクソロジー・マイネルウィルトスを上位人気馬として扱います。
上記の条件①②③+④or⑤or⑥に該当する馬は
サヴォーナ
セレシオン
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上出走馬 or 六社ステークス出走馬
② 斤量52キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走距離芝2000m以上
④ 前走G2クラス以上出走馬は前走6着以内
⑤ その他出走馬は前走3着以内 or 3番人気以内 且つ 前走4角3~6番手
今回はクロミナンス・サヴォーナ・セレシオン・ミクソロジー・マイネルウィルトス以外を穴馬として扱います。
上記の条件①②③+④or⑤に該当する馬は
ハヤヤッコ
メイショウブレゲ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は6,6%です。
・8歳以上(0・0・0・17)複勝率0%
・斤量57.5キロ以上(0・0・0・21)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走間隔4~13週以外(0・0・0・34)複勝率0%
・前走着順9着以下(0・0・0・44)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・31)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・0・0・58)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・15)複勝率1,8%
・前走馬体重460~499キロ以外(0・0・0・49)複勝率0%
・前走4角2番手以内(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アドマイヤハレー
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
前走はシュヴァリエローズとディープボンド相手に同斤量でコンマ1秒差の勝負。
よくよく考えると3走前に春天で外枠発走ながら8着まで持って来た馬で、前走くらいやれても不思議ではなかったのかも。
展開に左右される馬だが、流れが向けば面白い1頭ですね。
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