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アルゼンチン共和国杯2020予想 過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向

今回はアルゼンチン共和国杯2020の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。

 

このレースは東京競馬場で行われる芝2500m戦。

スタミナ自慢が集まるレースのハンデ戦ですが、意外と荒れるレースではありません。

さて今年はどうなるでしょうか。

 

現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。

 

 


まずは脚質傾向から見ていきます。

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

複勝率で見ると先行・差しでほぼ独占。

極端な脚質の馬は避けるべきと言えるでしょう。

 

中でも特筆なのは上り1位の複勝率が90%超えしていること。

とにかく上り勝負の馬が優位だということが分かります。

そこである条件で好走率が高い傾向が分かりました。

 

前走距離1800~2500mで上り3位以内

 

過去10年の対象馬161頭でこの条件に合致する馬は39頭いて複勝率が46,2%です。

今回これに該当する馬はアイスバブル・オーソリティ・サンレイポケット・メイショウテンゲンの4頭です。

 


次は枠順傾向です。

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると勝率・複勝率共に外枠の13番ゲート以降は劣勢に見えます。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬に関してはほぼ7番ゲート内の内枠に好走馬が多くいます。

 

以上を考慮すると内枠有利で特に7番ゲート内が有利と判断できそうです。

がしかし先週の日曜の東京芝レースは1~3枠はほぼ死枠

 

結論的には上記のデータを考慮して

 

・データ上は1~7番ゲート有利
・先週の馬場傾向なら外枠有利

 

と判断します。

幸いにも日曜開催なので土曜の馬場傾向はかなり重要でしょう。

 


次に血統傾向です。

過去5年の傾向は以下の通りです。

 

桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)

 

 

今回の推奨血統は

 

父方に

・トニービン内包馬

母方に

・ロベルト内包馬

 

です。

トニービン持ちやロベルト持ちがとにかく走るレースですが、トニービンの血を持つ馬は父ルーラシップやハーツクライであり、ロベルト持ちは母方に偏っています。

 

今回の該当馬は

 

アドマイヤジャスタ
オーソリティ
サンレイポケット
タイセイトレイル
ナムラドノヴァン
プリンスオブペスカ
ベストアプローチ

 

以上7頭です。

 


次に消去法です。

まずは上位人気馬消去法です。

上位人気馬とは4番人気以内を指しています。

 

過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。

 

① 4~6歳
② 斤量55キロ以上
 前走G2クラス以上出走馬
④ 前走距離2000m以上

 

基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。

そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。

 

今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

メイショウテンゲン
ユーキャンスマイル

 

以上2頭です。

(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 

次に穴馬消去法です。

穴馬とは5番人気以下を指しています。

 

過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。

黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。

 

① 6歳以下
② 斤量51キロ以上
③ 前走距離2000m以上
④ 前走4着以内

 

基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で7回。

そしてその7回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は7回です。

 

今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

バレリオ

 

以上1頭です。

(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A)

好走したレースが全て非根幹距離。

近2走は人気を裏切ったがこの馬にしては距離が短い。

スタミナ勝負の非根幹距離であれば今回こそ挽回があってもいいはず。

(B)

前走は長期休養明けで度外視。

G2・G3レベルなら3走前にミッキースワローやステイフーリッシュと互角の勝負をしたこの馬ならチャンスは十分ある。

2500mを超えるスタミナ戦は初めてだが血統的にはむしろ歓迎材料かもしれない。

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