このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
今年のメンバーを見ると絶対軸と言える馬がいなく、荒れる予感がしますね。
昨年もカワキタレブリーが大波乱を演出。
ただあそこまで荒れるとお手上げなので、常識的な範囲での穴馬で高配当ゲットしたいです。
そして今年からは参考データを少し変えていきます。
2018年にアーリントンカップがこのレースの前哨戦となってから傾向が変わってきています。
よって今年からは参考データを2018年以降の過去5年とします。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下がアーリントンカップが前哨戦となってからの過去5年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率では逃げ~追い込みまで大きな差はありません。
ただ後方勢で4勝、上り5位以内で圏内馬15頭中13頭というようにある程度上りの脚を持っている馬が良いですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走重賞で先行・差し・追い込み
とりあえず前走逃げた馬の好走例はない。
そして前走上りだが、G1出走馬以外の馬は昨年のカワキタレブリーを除けは…
② 前走G1出走馬を除く上り6位以内
前走G1出走馬に関しては上りは関係なく…
③ 前走G1で4角5番手以内
また当然前走着順も重要で…
④ 前走4着以内 且つ 7番人気以内
次いで前走位置取りだが好走率の高い条件は2極化していて…
⑤ 前走4角10番手以下 or 5番手以内
6~9番手だった馬が来ていない訳ではないが⑤の条件だと好走率が跳ね上がる。
要は前の位置を取れる馬か、後方待機で決め手のある馬かという2択。
中途半端なチョイ差しというのは好走率が下がる。
最後に2つの条件を追加すると…
⑥ キャリア3~6戦
⑦ 関西馬
ここまでの条件①~⑦で(4・3・4・8)複勝率57,9%です。
この条件に該当する馬は
カルロヴェローチェ
以上1頭です。
唯一この馬しか残りませんでした。
この馬は最終結論でも2頭軸の1頭目に選ぶ予定です。
「 枠順傾向データ 」
以下がアーリントンカップが前哨戦となってからの過去5年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は11番ゲート以降から全て出ています。
複勝率で見ても中~外枠が良いように見えます。
1~8番ゲートで複勝率11,1%、9~18番ゲートで20,0%で9番ゲート以降の方が約2倍の好走率です。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると9番ゲート以内からの好走馬は僅か1頭。
10番ゲート以降からは好走馬7頭。
やはり中~外枠有利と考えて良いでしょう。
上記のデータを考慮して
10番ゲート以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
・ノーザンダンサー系
又は
父×母父に
父サンデーサイレンス系×母父ミスプロ系
です。
上記の条件は比較的好走率が高い条件です。
特に近2年に限定すると父ノーザンダンサー系は5頭出走して3頭圏内です。
個人的にはロードカナロア産駒が気になるのですが、出走頭数が多いだけで複勝率で見ると15,4%と際立った成績ではありませんでした。
今回の該当馬は
エエヤン
オールパルフェ
オオバンブルマイ
サトノヴィレ
ショーモン
セッション
タマモブラックタイ
トーホウガレオン
フロムダスク
以上9頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2018年以降の過去5年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で4着以内 且つ 2番人気以内
今回は混戦オッズなので対象を予想オッズ5番人気以内馬までとします。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
エエヤン
カルロヴェローチェ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走アーリントンカップ出走馬で3着以内 且つ 上り3位以内
② 前走アーリントンカップ以外のG2・G3戦で2着以内
③ 過去に2歳戦マイル重賞で3着以内の経験有り
先程も言ったように混戦なので対象を予想オッズ6番人気以下馬とします。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ウンブライル
オールパルフェ
ショーモン
タマモブラックタイ
以上4頭です。
ソングラインはデータから外れてしまったが、前走桜花賞で超絶不利があってまともに走っていたら馬券になっていたと思う。
その後の活躍を考えると7番人気で好走したのは頷ける。
ただ例外というべき2頭の18番人気3着のカワキタレブリーと14番人気3着のケイデンスコール。
この2頭は中々手が出ないですよね。
ただそれでもこの好走を強引にでも結びつけないと消去法データとして乏しくなってしまうのでこじつけでもいいから探してみた(;^_^A
そこで共通していたのは2歳マイル重賞で好走していたこと。
そしてその後凡走を繰り返し忘れ去られ、見限られた頃に再びマイル重賞で激走して大穴。
今回の推奨馬で③の条件に該当した馬はオールパルフェ・ショーモンですが最もこのイメージに合致するのはオールパルフェですかね。
大穴ならこれか…でも逃げれないとダメかな。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去5年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,4%です。
・関東馬(0・1・0・21)複勝率4,5%
・キャリア4~8戦以外(0・0・0・11)複勝率0%
・前走アーリントンカップ・G1レース出走馬以外で5着以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走アーリントンカップ・G1レース出走馬以外の敗戦馬の着差0,3秒以上(0・0・0・23)複勝率0%
・前走馬体重495キロ以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走4角2番手以内(0・0・0・13)複勝率0%
混戦なので対象は予想オッズ6番人気以下馬とし、このデスデータを全て突破した馬は
シングザットソング
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ?????
心配なのは2戦目で惨敗した距離だとは思うが、あのころとはデキが違う。
父から判断すると同じ産駒のトップナイフを筆頭として距離1600mが長いということはない。
前走は今回上位人気馬にタイム差なしで勝っていて3着馬とは3馬身差。
前走がフロックである、距離が長いという理由で嫌われるのなら狙ってみる価値はありそう。
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