このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。
2016年から距離1600m戦になってから今年で10年目。
今年の主役はボンドガール。
不利があったNHKマイルカップ以外は全て馬券内。
勝ち切れない馬ですが、新馬戦以来の2勝目を挙げることができるでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2016年以降の過去9年分の脚質傾向です。

これを見ると追い込みから勝ち馬はいないが、複勝率はソコソコで脚質から大幅に割り引くこともないように思える。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質・先行差し
② 前走芝レースで上り13位以内
逃げと追い込みで4頭好走馬がいるが、単勝回収率・複勝回収率を見ると100%を大幅に下回る。
ここでイフェイオン・キミノナハマリア・スウィープフィート・ドゥアイズ・ドナベティ・ヒルノローザンヌが消えた。
これで(7・7・9・46)複勝率33,3%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走G1出走馬を除き馬体重440キロ以上
④ 前走OPクラス以下出走馬は5歳以下で前走8番人気以内
⑤ 前走OPクラス以下出走馬は前走から斤量同・減馬
⑥ 前走重賞出走馬は6歳以下で前走斤量55キロ以上(新斤量制度に換算)
⑦ 前走重賞出走馬は前走3着以内 or 5番人気以内
⑧ 前走G1出走馬は前走上り7位以内
まだ絞れますがここまでくらいにしておきます。
この条件で(6・6・7・10)複勝率65,5%になります。
この条件に該当する馬は
アルジーヌ
ウンブライル
サフィラ
ソーダズリング
タガノエルピーダ
ボンドガール
ラヴァンダ
以上7頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2016年以降の過去9年分の枠順傾向です。

これを見ると12番ゲート以降から勝ち馬はいないが、外枠も悪くはない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると15番ゲートまでなら満遍なく好走馬が出ており、今回の登録馬も15頭。
コース替わり2週目ですが、あまり有利不利は考えなくて良いかも。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

ただ今年はディープインパクト産駒の出走が無いので、それを除くと…

今回の推奨血統は
父に
・グレイソブリン内包種牡馬
・ロードカナロア産駒
又は
母父に
・ディープインパクト
です。
この条件で10頭中8頭が該当します。
今回の該当馬は
アルジーヌ
ウンブライル
サフィラ
ジューンオレンジ
スウィープフィート
ソーダズリング
ドゥアイズ
ビヨンドザヴァレー
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2016年以降の過去9年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走国内戦出走馬
② 前走馬体重420キロ以上
③ 前走間隔19週以内
④ 前走4角11番手以内
⑤ 前走OPクラス以下出走馬は前走上り2位以内
⑥ 前走G2・G3の牝馬限定戦出走馬は前走脚質先行・差し
⑦ 前走G2・G3の牡馬混合戦出走馬は前走5番人気以内
これで(8・5・5・5)複勝率78,3%になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アルジーヌ
ボンドガール
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 関西馬
② 6歳以下でキャリア29戦以内
③ 前走G2・G3出走馬は前走6着以内 or 5番人気以内
④ 前走G1出走馬は牡馬混合戦出走馬
⑤ 前走OPクラス以下出走馬は前走1着 or 3番人気以内
⑥ 前走OPクラス以下出走馬は前走馬体重440キロ以上、G3クラス以上出走馬は前走馬体重458キロ以上
⑦ 前走G1出走馬以外の前走脚質先行・差し
⑧ 前走ハンデ戦出走馬の前走斤量54キロ以上(新斤量制度に換算)
これで(2・4・4・8)複勝率55,6%になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
イフェイオン
サフィラ
ソーダズリング
ジューンオレンジ
ビヨンドザヴァレー
以上5頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は2016年以降の過去9年分の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,4%です。
・関西馬以外(0・0・0・7)複勝率0%
・キャリア9~29戦以外(0・0・0・11)複勝率0%
・前走から斤量2キロ以上増(0・0・0・6)複勝率0%
・前走馬体重439キロ以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走上り2位以内(0・0・0・17)複勝率0%
・前走4角2~13番手以外(0・0・0・12)複勝率0%
・前走OPクラス以下で4番人気以下 且つ 2着以下(0・0・0・17)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
イフェイオン
キミノナハマリア
サフィラ
ジューンオレンジ
ソーダズリング
ドゥアイズ
ビヨンドザヴァレー
以上7頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(C) ?????
今回は逃げ馬不在。
先行力を活かせるこの馬にとっては展開が向きそう。
血統傾向・穴馬消去法・デスデータ突破馬とデータ面でも後押しは多い。
3走前から全て人気を上回る着順で今が充実期だと思います。
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