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阪神ジュベナイルフィリーズ2021予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。

近5年で5番人気以下が圏内に入ったのは僅か2頭。

しかもその2頭も6番人気。

ということは過去5年で7番人気以下の馬は一度も来ていない。

今年も堅めの決着と読むなら6番人気以内からの少点数勝負か?

それとも7番人気以下の馬を狙って勝負か?

週末まで考えていきます。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると上り3位以内で8勝挙げている。

そして上り5位以内で見ると過去10年の圏内馬30頭中26頭が該当。

差し馬の複勝率が最も高いことを考えても後方勢有利なレースと言えるでしょう。

そこで上り5位以内で圏内に入った26頭を調べてみると、その内24頭が…

 

① 前走未勝利戦以外の1400m戦以上で上り4位以内

 

このデータではどの馬が有力だとは言えないが、買いにくい馬は判別できる。

 

①の条件に該当しなかった馬

 

アネゴハダ
シンシアウィッシュ
スタティスティクス
タナザウィング
ナムラリコリス
パーソナルハイ
ヒノクニ

 

以上7頭です。

ナムラリコリスとヒノクニ以外は抽選馬ですが、仮に抽選突破をしたとしても脚質傾向的にはあまり買いたくない馬と言うことになります。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると勝率・複勝率の両方で見ても好走ゲートは13番ゲート以内。

ただ14番ゲート以降は無視かと言われれば、そこまで悪くはない。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると全体傾向とは違って内枠からは好走馬が殆どいない。

また外枠からも同じように好走馬は少ない。

ゲートで穴馬の好走率が高いのは6~13番ゲートと言えます。

 

ちなみに過去10年で5番ゲート以内から好走した馬を調べると以下の通り。

 

レシステンシア
マウレア
ソウルスターリング
レーヌミノル
メジャーエンブレム
ココロノアイ
フォーエバーモア
ローブティサージュ
ホエールキャプチャ

 

青字の馬は全てG1馬です。

内枠から好走する馬はかなりの能力を秘めた馬ばかりということになります。

また今の阪神は先週Bコース替わりしたとは言え、異例の連続開催で内寄り馬場が完全に良好という訳でもない。

そういう意味では外枠も微妙だが、内枠はそれ以上に微妙ですね。

 

上記のデータを考慮して

 

6~13番ゲート有利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ディープインパクト
・ステイゴールド系
・ダイワメジャー
・トニービン内包種牡馬

又は

父or母父に

・クロフネ

です。

今年はダイワメジャー産駒とステイゴールド系の出走はありません。

ディープインパクトやキングカメハメハといった大種牡馬もこの世を去り、新種牡馬が続々と登場してきて種牡馬別で傾向を探るのが難しくなってきましたね。

 

今回の該当馬は

 

サウンドビバーチェ
シークルーズ
スタティスティクス
スプリットザシー
パーソナルハイ
ベルクレスタ

 

以上6頭です。

上位人気馬で唯一該当したのはトニービン内包種牡馬ドゥラメンテを父に持つベルクレスタ。

この馬は母方にもグレイソブリン系(トニービンと同系統)の血を持っています。

 


消去法データ 」

消去法は2011年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走OPクラス以上
② 前走1着or1番人気
 前走上り2位以内or4角3番手以内

 

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

ウォーターナビレラ
サークルオブライフ

 

以上2頭です。

上位人気馬総崩れの2012年と新馬勝ち馬が1着だった2011年を除けば、8年連続で各年の最先着上位人気馬は上記の条件に該当します。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走1勝クラス以上
② 前走距離1400m以上
③ 前走1勝クラスは5番人気以内で1着馬、重賞クラス以上は5着以内or5番人気以内
④ 前走上り4位以内 

 

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

キミワクイーン
ダークペイジ
ナミュール
ナムラクレア
ラブリイユアアイズ

 

以上5頭です。

近5年はとにかく堅い傾向なので、上記6頭の中でも想定オッズから判断するとナミュール・ナムラクレア・ラブリイユアアイズ辺りが狙いどころかもしれません。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は7,2%です。

 

・中2週以内(0・0・0・12)複勝率0%
・前走6着以下(0・0・1・32)複勝率3,1%
・前走敗戦馬の着差0,9秒以上(0・0・0・16)複勝率0%
・前走馬体重425キロ以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走未勝利・OPクラス(0・0・0・15)複勝率0%
・前走距離1200m(0・0・0・13)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

エンタングルメント
タナザウィング
ダークペイジ
ナミュール
ナムラクレア
パーソナルハイ
ラブリイユアアイズ

 

以上7頭です。

但しエンタングルメント・タナザウィング・パーソナルハイは抽選馬となっています。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

デスデータに入れようか迷ったが、入れなかったデータがある。

5番人気以下の関東馬(1・3・3・38)複勝率15,6%
5番人気以下の関西馬(2・1・0・90)複勝率3,2%

関西馬が2勝も挙げているのでデスデータには入れなかったっが、関西馬は関東馬に比べると複勝率は圧倒的に悪い。

そこで関東馬のこの馬を挙げたい。

穴馬消去法でも挙げた馬でありデスデータ突破馬。

前走は牡馬相手の重賞で大健闘。

距離は1500までしか経験がないが、血統的にはもっと距離が伸びて良いはずで1600~2000m辺りがベストな馬ではないか。

そういう意味では前走の1400m戦はやや距離不足だったかもしれない。

今回はベスト距離であるかもしれない1600m戦でさらに上昇の余地がありそう。

 


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