このレースは新潟競馬場で行われる芝1600m戦。
昨年は二桁人気のシュリが逃げ粘って2着にきましたが、基本的にはこのレースはそこまで大穴が来るレースではありません。
穴を狙うなら5~8番人気くらいのソコソコの穴にターゲットを絞るのがベストではないか。
傾向的に高配当が望めるレースではないが、着実に利益をあげていきたいですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ・先行勢で5勝、後方勢で5勝挙げていて、複勝率では前に行った馬が高いものの、数では後方勢も侮れません。
そこで前走脚質から調べてみると…脚質的に決定的な材料がない。
そこでまずは前走逃げ・先行で好走した馬で好走率の高い条件を調べてみると…
① 前走間隔4~13週以内
② 前走9番人気以内
③ 前走から斤量同・減
この条件で(5・3・3・12)複勝率47,8%になります。
この条件に該当する馬は
ノルカソルカ
ラインベック
以上2頭です。
今回はやたらと差し・追い込み馬が多い。
人気薄の2頭ですが昨年のシュリのように逃げ・先行粘り込みもあるかも。
次いで前走差し・追い込みで好走した馬で好走率の高い条件を調べてみると…
① 前走G3クラス以上
② 6歳以下
③ 前走8着以内
④ 前走8番人気以内
⑤ 前走距離1600m以上
⑥ 前走から斤量同・減
⑦ 前走馬体重466キロ以上
この条件で(5・4・5・7)複勝率66,7%になります。
この条件に該当する馬は
プレサージュリフト
メイショウシンタケ
以上2頭です。
プレサージュリフトは長期休養明けが問題ですが、前走間隔16週のクイーンカップで勝利した経験があります。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると外枠の方が好走馬は多いが、内枠を軽視できるかというとそこまででもない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると10番ゲート以降で分けると、数字上は外枠の方が好走馬が多い。
ただ先ほども言ったが内枠も捨てきれないですね。
ちなみに昨年はシュリが内枠から穴をあけています。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ステイゴールド系
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
この条件で該当馬15頭中14頭が該当します。
今回の該当馬は
アヴェラーレ
サクラトゥジュール
セルバーグ
ディヴィーナ
ノルカソルカ
ビューティフルデイ
フィアスプライド
フォルコメン
フラーズダルム
ミッキーブリランテ
ラインベック
ララクリスティーヌ
ロータスランド
以上13頭です。
該当馬が多すぎますが、逆にこの条件から外れたアナザーリリック・エターナルタイム・カワキタレブリー・コンシリエーレ・プレサージュリフト・メイショウシンタケの6頭は血統的にはかなり割引ですね。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1600~1800m
③ 前走マイルG1で上り3位以内 or 4角4番手以内
④ 前走G2・G3で1着 or 3番人気以内 且つ 上り5位以内 or 4角2番手以内
現時点でプレサージュリフトが除外の可能性があるので、予想オッズ5番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
ディヴィーナ
ロータスランド
以上2頭です。
前走OPクラス以下からの好走馬もいますが、前走重賞クラスからの馬は必ず毎年1頭以上は好走しているので、重賞クラスに限定しました。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1600m以上
③ 前走G1出走馬
④ 前走重賞で5着以内 or 4番人気以内 且つ 上り4位以内 or 4角2番手以内
今回は6番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
セルバーグ
以上1頭です。
昨年は過去10年で初めて前走OPクラス以下から穴馬が好走しました。
ただ競りかける馬もいない楽逃げだったので例外として考えます。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,1%です。
・7歳以上(0・0・0・24)複勝率0%
・前走間隔3~14週以外(0・0・0・18)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く10番人気以下(0・0・0・37)複勝率0%
・前走から斤量増(0・1・0・36)複勝率2,7%
・前走馬体重447キロ以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・1・0・34)複勝率2,9%
・前走距離1400m以下(0・0・0・14)複勝率0%
今回はプレサージュリフトが除外の可能性もあるので、6番人気以下馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した予想オッズ6番人気以下馬は
メイショウシンタケ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ?????
今回のメンバーを見ると先行勢が手薄で、また脚質傾向的にも逃げ・先行の複勝率が高いレース。
そこでこの馬に注目した。
自分の型に持ち込めた時のパフォーマンスは素晴らしく、枠順次第だが同型さえ捌ければもう一発あるかもしれない。
斤量増でも人気になるのなら危険な人気馬になるが、逆に嫌われるようなら前走も狙った馬なので今回も狙ってみたい。
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