このレースは東京競馬場で行われるダート1600m戦。
今年の主役はコスタノヴァと言いたいところですが、斤量59キロで前走は出遅れとは言え新馬戦以来の2桁着順。
フェブラリーステークス以降やや陰りが見えてきたような感じで絶対視は危険か?
この馬が消えたら馬券的には面白いですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
複勝率から判断すると脚質では大きな差はない。
ただ上りの脚が無い馬は避けたい。
そこで前走クラス別に好走率の高い条件をを調べてみた。
・前走3勝クラスで1番人気で1着、且つ上がり2位以内(0・1・1・2)複勝率50%
該当馬:無し
・前走OPクラスで6番人気以内で4着以内、且つ上がり2位以内(3・2・2・11)複勝率38,9%
該当馬:オメガギネス・ロードフォンス
・前走中央ダート重賞出走馬で前走馬体重460~499キロ、且つ上がり8位以内(0・2・2・6)複勝率40,0%
該当馬:ビダーヤ
・前走地方出走馬で4番人気以内で3着以内、且つ初角3番手以内で4角2番手以内(3・1・0・3)複勝率57,1%
該当馬:サンライズフレイム・ペプチドナイル
・前走地方G1出走馬で5番人気以内で6着内、且つ4角6番手以下(2・3・0・1)複勝率83,3%
該当馬:無し
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると1・2番ゲートは壊滅。
またコース形態的に外枠有利だが14番ゲート以降の成績は落ちる。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても傾向はだいたい同じ。
極端な内外は良くない。
上記のデータを考慮して
3~13番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ストームキャット内包種牡馬
又は
・父ミスプロ系×母父ノーザンダンサー系
です。
近3年で傾向が偏っているのでそこに注目しました。
近3年の好走馬9頭中7頭が上記の条件に該当します。
ただ今年はストームキャット内包種牡馬が異常に多く、対象馬が多くなってしまいました。
今回の該当馬は
アサカラキング
アドマイヤデイトナ
ウェットシーズン
エコロガイア
コスタノヴァ
サンライズフレイム
セラフィックコール
ダノンスコーピオン
ビダーヤ
マテンロウコマンド
ルクソールカフェ
ロードフォンス
ロジアデレード
以上13頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 斤量58キロ以下
② 前走5番人気以内
③ 前走G1出走馬以外は前走馬体重480キロ以上
④ 前走中央重賞出走馬は除く
⑤ 前走海外G1出走馬を除き距離1400m以上
⑥ 前走中央出走馬は前走3着以内で前走間隔9週以内
⑦ 前走OPクラス以下出走馬で前走から斤量2キロ増以上馬は除く
これで(7・5・4・6)複勝率72,7%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
オメガギネス
ペプチドナイル
ルクソールカフェ
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。
① 関西馬
② 前走地方出走馬はキャリア40戦未満、それ以外は30戦未満
③ 前走海外遠征馬を除き前走ダートOPクラス以上出走馬
④ 前走から斤量±2キロ以上馬は除く
⑤ 前走馬体重460キロ以上 但し前走OPクラス以下出走馬は480キロ以上
⑥ 前走距離1400m以上
⑦ 前走OPクラス出走馬は前走6番人気以内で4着以内 且つ 上り5位以内
⑧ 前走中央重賞出走馬は前走上がり8位以内
➈ 前走地方出走馬は前走5番人気以内
これで(3・5・6・7)複勝率66,6%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
セラフィックコール
ロードフォンス
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は13,1%です。
・関東馬(0・0・0・32)複勝率0%
・前走OPクラス以下で5着以下 (0・0・0・28)複勝率0%
・前走OPクラス以下で7番人気以下(0・0・0・27)複勝率0%
・前走OPクラス以下で上り6位以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走OPクラス以下で4角3~15番手以外(0・0・0・11)複勝率0%
・前走OPクラス以下で馬体重479キロ以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走重賞で10着以下(0・0・0・8)複勝率0%
・前走重賞で8番人気以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走から斤量2キロ以上増(0・0・0・12)複勝率0%
・前走海外遠征馬を除く芝レース出走馬(0・0・0・7)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・8)複勝率0%
・前走地方出走馬以外でキャリア11~26戦以外(0・0・0・31)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
サンライズホーク
セラフィックコール
ダノンスコーピオン
ロードフォンス
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
脚質傾向・血統傾向・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
全ての項目で名前が挙がったのはこの馬だけ。
距離不安もあるだろうが、2走前はコスタノヴァとコンマ1秒差、前走は前残りで酷斤量を背負いながら掲示板まで持って来た。
距離は問題ないと思うし、今回は斤量が足枷になることはないはず。
個人的には想定オッズくらいで買えるのなら買わない理由はない。



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