このレースは中京競馬場で行われるダート1400m戦。
前身はプロキオンステークスですが、開催地や距離も色々変わっています。
そこで今回は2015年以降の距離1400m戦過去7年分(7・7・7・92)のデータを使って予想していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が旧プロキオンステークス中京1400m戦過去6年分の脚質傾向です。

これを見ると逃げ・先行で6勝中5勝挙げており基本的に前有利。
ただ後方勢も好走数では全体の半数を占めており軽視はできない。
今年のメンバーを見ると逃げ馬はエートラックスとロードエクレールの2頭。
また他の先行勢も多数で、それなりにペースも流れそうで後方勢もチャンス十分ではないでしょうか。
ただ前走追い込み(1・0・0・14)から好走したのはこのレースで2度の好走歴がある2017年覇者キングズガードだけで、前走追い込みのアルファマム・サンライズフレイム・ダノンスコーピオンにとってはマイナス材料ですね。
「 枠順傾向データ 」
以下が旧プロキオンステークス中京1400m戦過去6年分の枠順傾向です。

これを見ると勝率・連対率では5番ゲート以内が劣勢。
内枠不利ですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると更に極端な傾向で12番以降ゲート有利。
とにかく外になるほど有利ですね。
上記のデータを考慮して
1~5番ゲート不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
中京1400mのプロキオンステークスとなるとデータが古いものになってしまい、今年の登録馬と見比べると種牡馬の系統が大分変っている印象。
よって今回の血統傾向は省略します。
ただこのデータだけは紹介しておきます。
旧プロキオンステークス過去10年のデータから…
・父ノーザンダンサー系(0・0・0・28)
旧プロキオンステークスは中京開催であろうがなかろうが父ノーザンダンサー系は全滅。
この中には4番人気以内の馬も6頭存在します。
上位人気が予想されるオメガギネスやサンライズフレイムにとっては嫌なデータですね。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の距離1400m戦過去7年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走海外遠征馬を除き6歳以上馬・前走馬体重499キロ以下馬は前走1着 or G1で3着
② 前走海外遠征馬を除き6歳以上馬・前走馬体重499キロ以下馬は前走3番人気以内で上り3位以内
③ 前走海外遠征馬を除き6歳以上馬・前走馬体重499キロ以下馬は前走G1出走馬を除き斤量57キロ以下(新斤量制度に換算)
これで(4・6・3・3)複勝率86,7%になります。
現時点の予想オッズだと6強構成になっているので予想オッズ6番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
オメガギネス
コンクイスタ
サンライズフレイム
ビダーヤ
ヤマニンウルス
以上5頭です。
インユアパレスしか消せませんした(-_-;)
シンプルな条件だと5歳以下で前走馬体重500キロ以上(4・2・1・1)複勝率87,5%になります。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 関西馬
② 7歳以下
③ 5歳以下馬は前走1着
④ 前走4番人気以内
⑤ 前走OPクラス以下出走馬は前走4着以内
⑥ 前走3勝クラス出走馬は2着馬との着差0,6秒以上
⑦ 前走敗戦馬の着差1,5秒以内
⑧ 前走OPクラス以上出走馬の前走脚質差し・追い込み
これで(3・1・3・0)複勝率100%になります。
現時点の予想オッズだと6強構成になっているので予想オッズ7番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ7番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
サンライズホーク
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は2015年以降の距離1400m戦過去7年分の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,3%です。
・関東馬、地方馬(0・0・0・8)複勝率0%
・5歳以下(1・0・0・25)複勝率3,8%
・前走敗戦馬の着差1,6秒以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走5番人気以下(0・0・1・41)複勝率2,4%
・前走脚質差し・追い込み以外(1・0・0・27)複勝率3,6%
・前走OPクラス以下で前走5着以下(0・0・1・26)複勝率3,7%
現時点の予想オッズだと6強構成になっているので予想オッズ7番人気以下馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した穴馬は
サンライズホーク
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
予想オッズ程の人気薄になるとは思えないが、データから考えると穴馬1番手はこの馬。
安定した末脚が武器だが、ある程度先行出来る脚もあり自在性が魅力。
近年は地方専用機だが、3~4歳時にかけて中京コースで3連勝した実績を持つのでコースは問題ない。
鞍上弱化は否めないが、若手ながら既に今年重賞2勝を挙げているこの騎手なら期待しても良いのではないか。
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