このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
大穴はあまり来ないですが、レース自体はソコソコ荒れるレースです。
今年の登録馬を見るとブレイディヴェーグ・ボンドガールという強力な2頭、そして前走負けはしたが強い競馬をみせたウォーターリヒトがいます。
ただ下位人気馬にも中々の好メンバーがいますので波乱の余地はあるんじゃないですかね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると最大の特徴は上り4位以下で9勝ということ。
決め手はそれほど重要ではない。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走OPクラス以下で2番人気以内で上り3位以内
② 前走G1で前走上り1位 or 4角5番手以下
③ 前走G2で上り9位以内 且つ 4角4番手以内
④ 前走G3で9番人気以内 且つ 前走4角3番手以内 or 上り7位以内
全体傾向で見ると特に大きな差は無かったのでクラス別に分けて調べてみた。
これで(8・8・9・45)複勝率35,7%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑤ 前走敗戦馬の着差0,9秒以内
⑥ 前走間隔3~17週
⑦ 斤量57キロ以下
⑧ 前走ハンデ戦出走馬で前走から斤量減・1,5キロ増以上馬は除く
⑨ 前走ハンデ戦の牝馬の前走馬体重460キロ以上
この条件で(7・6・9・17)複勝率56,4%になります。
この条件に該当する馬は
ウォーターリヒト
セオ
ブレイディヴェーグ
ボンドガール
ロジリオン
以上5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は11番ゲート以内まで。
悲観する程でもないがやや外枠劣勢ですかね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとあまり枠順で有利不利は感じられない。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
とは言っても外枠よりは内枠が良い気がするな。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ
・スクリーンヒーロー
又は
父or母父に
・ダンチヒ系
・ヴァイスリージェント系
です。
これで好走馬15頭中13頭が該当します。
今回の該当馬は
オールナット
シャンパンカラー
ジュンブロッサム
セオ
以上4頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走間隔4~17週
② 前走G1出走馬は牝馬 or 関東馬
③ 前走OPクラス以下出走馬は前走上り1位 or 4角2番手以内
④ 前走OPクラス以下出走馬は2着以内 且つ 敗戦馬の着差0,1秒以内
⑤ 前走G2・G3出走馬は5歳以下
⑥ 前走G2出走馬は5番人気以内、G3出走馬は5着以内
これで(9・5・6・5)複勝率80,0%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ウォーターリヒト
ブレイディヴェーグ
ボンドガール
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 斤量57キロ以下
③ キャリア30戦以内
④ 前走間隔3~10週
⑤ 前走敗戦馬の着差1,0秒以内
⑥ 前走G1~G2出走馬は前走9着以内、G3出走馬は9番人気以内、OP以下出走馬は2番人気以内
⑦ 前走から斤量2キロ増以上馬は除く
⑧ 前走重賞出走の関西馬は前走上り2位以内
これで(1・5・3・6)複勝率60,0%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ロジリオン
以上1頭です。
ただこの馬は鞍上未定で出走するのかわからない。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,0%です。
・前走G3以下で前走3番人気以下の関東馬(0・0・0・50)複勝率0%
・8歳以上(0・0・0・8)複勝率0%
・斤量58キロ以上(0・0・0・8)複勝率0%
・キャリア31戦以上(0・0・0・14)複勝率0%
・前走G3以下で前走10番人気以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走OP以下で前走10着以下(0・0・0・9)複勝率0%
・前走G2以上で前走10着以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走から斤量±2キロ以上(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
オールナット
セオ
ロジリオン
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
週中推奨穴馬はロジリオンの予定でしたが、出走するのかわからないので別の馬を挙げます。
メンバーを見渡すとこの馬に展開利が見込めそう。
上位に支持されそうな馬は後方脚質の馬が多く、楽に行かせてもらえれば面白い。
またこの馬の場合、次走のG1を狙う馬と違ってここが本番じゃないかな。
あとは枠順で内枠が欲しいですね。
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