勝負券種は馬連で、その中心となる軸を決めていきます。
競馬で5番人気以内の馬が全て3着以下に沈む確率はせいぜい10回に1回くらいかそれ以下。
それならば5番人気以内馬のデータを対象にして、そこで明らかに消せる条件があるならばそれがより精度の高いデータだと思う。
無駄に6番人気以下の条件も対象にしてしまうと、消さなくても良いデータまで消してしまう。
ただ過去傾向を見ると勝ち馬は全て3番人気以内なのだが2着馬は疎ら。
連対率で見てみると7番人気までは差がない。
よって2015年以降の7番人気以内馬のデータ(10・8・8・44)から連対率の高い条件を細かく分析して、対象馬を絞り込んでいきます。
候補馬は現時点のオッズから判断してタスティエーラ・ブレイディヴェーグ・マスカレードボール・ミュージアムマイル・シランケド・メイショウタバル・ジャスティンパレスの7頭とする。
(連対率の高い条件)
① 9番ゲート以内
② 前走G2クラス以上出走馬
③ 5歳以下
④ 前走2番人気以内
⑤ 前走馬体重470キロ以上
⑥ 牡馬混合の国内G1で3着以内の実績が無い馬は除く
⑦ 距離2000m以上の牡馬混合重賞で2着以内の実績が無い馬は除く
⑧ 前走G2出走馬は前走2着以内
この条件①~⑧で(10・5・0・3)連対率83,3%、複勝率83,3%になり、対象馬は2頭になりました。
その中からこの馬を軸◉(D)として選んだ。
前走場所・前走間隔が不安要素ではあるが3連続G1好走中。
ただ前走間隔に関しては昨年で実証済み。
週頭は3歳馬かなと思っていたが、改めて振り返ってみるとダービー4着のサトノシャイニングが毎日王冠で3着…そこまで3歳馬を信用して良いのか?
この馬が近3走で敗れた相手を見直すと今回のメンバーより明らかに格上位。
古馬としての実績は文句なく、東京コースも得意で枠順も良い。
人気的にも妙味十分じゃないかな。
それはこの馬。ここをクリック☟
印と買い目は以下の通り。
◉(D)
〇3枠3番ジャスティンパレス
〇5枠8番ホウオウビスケッツ
〇4枠6番ブレイディヴェーグ
〇7枠11番シランケド
〇5枠7番マスカレードボール
〇6枠9番ミュージアムマイル
(馬連)◉-〇 各1,200円×6点=7,200円
相手は6頭で以下の通り。
週中推奨穴馬のジャスティンパレス。
過去10年の6番人気以下から好走した2着以内馬は全て牡馬混合G1で2着以内の実績があった。
そして重視したいのは生産別成績。
6番人気以下のノーザンファーム生産馬(0・4・3・29)連対率11,1%
6番人気以下の非ノーザンファーム生産馬(0・1・3・58)連対率1,6%
更にこのレースはやはり格が重要で前走国内G1組の成績が良い。
但し前走大敗馬は避けたい。
唯一の懸念材料が年齢で6歳以上馬ということだが、前走国内G1で3着以内に好走した6歳以上のG1馬の参戦は過去10年でこの馬が初めて。
年齢だけでは嫌えない。
前残り要員でホウオウビスケッツ。
外差し馬場ではあるが過去10年で7回は逃げor 先行馬が2着以内を確保している。
メイショウタバルもいるが非根幹距離や馬場が渋った方が良さそうで前残りならホウオウビスケッツを取る。
今回条件が好転しそうなブレイディヴェーグ。
この馬にはマイルは忙しい。
距離は最低でも1800m以上が必要で、コース適性も過去の履歴から東京コースが良い。
今回は東京芝2000mで舞台は揃った。
鞍上も津村→戸崎で鞍上強化なら尚にチャンスあり。
前走G3だがシランケド。
前走G3組から好走例はなく、しかも同じ前走G3出走のブレイディヴェーグとは違いこの馬はG1未勝利馬。
ただ前走破った相手はこのブレイディヴェーグと先週菊花賞を制したシランケド。
過去のハンデG3戦経由馬とは訳が違う。
東京巧者のマスカレードボール。
データ的には前走馬体重469キロ以下の馬は好走率がかなり悪く、過去10年の勝ち馬10頭は全て前走馬体重480キロ以上。
過去データと人気を考えるとバッサリといきたいところだが、この馬はきっとルメール騎手が数ある依頼から選んだ馬のはず。
コース適性も考えると切るに切れない。
先程の軸馬候補に残ったもう1頭のミュージアムマイル。
中山コース向きかもしれないが、この馬が圏外だった2戦は距離2400m戦と休み明けの2戦。
今回は一度叩いてのベスト距離2000m戦。
人気なら消す手もあったが、思ったより人気が無いので残しておきたい。



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