このレースは京都競馬場で行われる芝1400m戦。
2016年に距離1600mから1400mに変更になって今年で9年目となります。
今年の主役はナムラクレアでしょうが、ベスト距離は1200m。
1400だとやや甘くなりそう。
そしてその他の馬も信頼に足りる程ではなく、馬券的には面白くなりそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2016年以降の京都開催過去5年分の脚質傾向です。
これを見ると脚質的には先行・差し。
そして上り6位以下の複勝率が悪い。
ただ上り1位だった馬の好走が僅か1頭というのは意外です。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走初角3~9番手
前走で極端に前、極端に後ろで競馬をしていた馬は好走率が悪い。
これは本番の傾向と大体同じですね。
この条件で圏内馬15頭中12頭が該当。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走8着以内
③ 前走3~9番人気
③に1・2番人気が入っていませんが、予想の根拠としては正直おかしい。
ただ①の条件で残った前走1・2番人気馬の成績は(0・1・0・8)でかなり悪いです。
この条件①~③で(4・3・4・6)複勝率64,7%になります。
この条件に該当する馬は
ソーダズリング
テンハッピーローズ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2016年以降の京都開催過去5年分の枠順傾向です。
これを見ると内枠は壊滅的。
5番ゲート以内は死枠です。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると5番ゲート以内はもちろんですが、16番ゲート以降からも好走馬無し。
内過ぎず外過ぎずがベターでしょう。
上記のデータを考慮して
6~15番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
京都競馬場改修工事前の血統傾向は今の種牡馬形態とはやや時代のズレを感じるので、改修工事後のOPクラス以上同コースデータを参考にしたいと思います。
2023年以降の京都開催の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミッキーアイル
・ロベルト系
・米国産ノーザンダンサー系
です。
この中でもロベルト系は圧倒的で(1・2・2・4)複勝率55,6%。
そしてミッキーアイル産駒は2頭出走して2圏内です。
今回の該当馬は
ウインシャーロット
スリーパーダ
テンハッピーローズ
ナムラクレア
ムーンプローブ
メイケイエール
ロータスランド
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1400以上
③ 前走3勝~G3クラス出走馬は2着以内 且つ 6番人気以内
④ 前走古馬G1・阪神カップ出走馬
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
プレサージュリフト
メイケイエール
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走距離1400~1600m
③ 前走5着以内 or 3番人気以内 or 上り5位以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ウインシャーロット
テンハッピーローズ
モズゴールドバレル
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,5%です。
・6歳以上(0・0・1・36)複勝率2,7%
・斤量56キロ以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走9着以下(0・0・0・44)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,9秒以上(0・0・0・31)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・34)複勝率0%
・前走馬体重485キロ以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・0・18)複勝率0%
・前走距離1200m(0・1・0・34)複勝率2,9%
このデスデータを全て突破した馬は
モズゴールドバレル
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(C) ?????
3走前にコンマ1秒差の勝負をした馬はその後京都金杯で2着。
2走前はソーダズリングより斤量が2キロ思いながらもタイム差無しの2着。
前走負かした馬の中には京都金杯1着馬がいる。
戦ってきた相手を考えると中々レベルが高い。
ここまで挙げてきたデータの後押しもあるので期待しています。
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