このレースは札幌競馬場で行われるダート1700m戦。
とにかく前に行った馬が有利なレースで、メンバー的にも極端なハイペースになることは無さそう。
馬券の肝は前に行けそうな馬はどの馬か?
これを見分けるのが最大のポイントですかね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2015年以降の札幌開催過去9年の脚質傾向です。

このレースの傾向は分かりやすい。
基本的に前に行った馬。
ただ意外と前走脚質差しからも好走馬がいて、枠順からも判断しにくい。
よって今回のメンバーで判断すると、近4走中3回以上先行・逃げの馬はウィリアムバローズ・テーオードレフォン・ロードクロンヌ・ブライアンセンスの4頭。
ただブライアンセンスは初角の位置があまり良くなく前に行けるかは微妙で前走は中団から。
個人的には前に行きそうな馬となるとウィリアムバローズ・テーオードレフォン・ロードクロンヌの3頭ですかね。
逆に前走4角8番手以下だった馬は(0・1・0・26)で今年はショウナンライシン・ジョーメッドヴィン・スレイマン・ハビレ・ブライアンセンスの5頭が該当でデータ的には即消しの手も。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以降の札幌開催過去9年の枠順傾向です。

これを見ると勝ち馬も考慮すると9番ゲート以内が良さそう。
ただ外枠からもソコソコ好走馬出ています。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見るとフラットですね。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
ただ内か外かと言われれば9番ゲート以内が良いかな。
「 血統傾向データ 」
以下が札幌開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
・ストームキャット内包種牡馬
・ロベルト系
・アイルハヴアナザー
・トニービン内包種牡馬
です。
上記の条件で好走馬15頭中13頭が該当します。
今回の該当馬は
ショウナンライシン
ジャスティンアース(除外対象)
ジョーメッドヴィン
テーオードレフォン
ドゥラエレーデ
ハビレ(除外対象)
ペリエール
マテンロウスカイ
ミッキーヌチバナ(除外対象)
ワールドタキオン
以上10頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。

① 関東馬は前走3着以内
② 前走4角8番手以下馬は前走上がり1位
③ 前走間隔半年未満
④ 前走1着の4歳馬は除く
⑤ 前走OPクラス以下出走馬は前走3番人気以内で4着以内
⑥ 前走OPクラス以下出走馬で10番ゲート以降馬は前走上がり1位
⑦ 前走地方出走馬は前走1着
⑧ 前走中央重賞出走馬は前走7番人気以内
➈ 前走海外先生馬は前走5着以内
これで(7・7・4・2)複勝率90,0%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ドゥラエレーデ
ロードクロンヌ
ジャスティンアース(10番ゲート以内なら)
以上3頭です。
ただジャスティンアースは除外対象で2頭回避馬が出ないと出走できません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 地方馬は除く
② 前走4角5番手以内
③ 前走8番人気以内
④ 前走間隔半年未満
⑤ 前走距離ダート1700m以上
⑥ 前走3勝クラス出走馬は前走1番人気
⑦ 前走OPクラス出走馬は前走6着以内で前走から斤量2キロ増以上馬は除く
⑧ 6歳以上馬は8番ゲート以内
これで(3・3・5・4)複勝率73,3%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
テーオードレフォン(8番ゲート以内なら)
ペイシャエス(8番ゲート以内なら)
ミッキーヌチバナ(8番ゲート以内なら)
以上3頭です。
3頭全てが6歳以上なので8番ゲート以内に入った馬が推奨馬となります。
あとミッキーヌチバナは除外対象で1頭回避馬が出ないと出走できません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は12,6%です。
・前走7着以下の6歳以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走重賞で6番人気以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走OPクラス以下で7着以下(0・0・0・18)複勝率0%
・前走4角6番手以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走距離1600m以下(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した穴馬は
テーオードレフォン
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
前走が買い時だったのかもしれないが、予想オッズでは今回も人気が無さそう。
基礎能力だけで言えばメンバーでも1・2を争う。
前走は酷斤量ながらも今回上位人気が予想される馬に先着。
前走で新境地を開拓して結果を出したが、まだもっと上があるかもしれない。
その可能性に期待して穴馬1番手とする。
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