このレースは京都競馬場で行われる芝2200m戦。
1番人気想定はレガレイラ。
3歳以降のG1で2番人気以内に支持された時は6・5・5・11着で昨年のこのレースも敗退。
前走は快勝でここは中心視して良いとは思うのですがピンかパーみたいな馬。
この馬が消える馬券も視野に入れておいた方が良いかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去7年分の脚質傾向です。
これを見ると追い込みは全滅です。
上りの脚も速ければ良いということでもない。
そこで前走脚質を見ると逃げ~追い込みまで満遍なく好走馬が出ているが、最も成績が良いのは単勝回収率92%、複勝率回収率100%の前走脚質先行ですね。
今回は恐らく武騎手騎乗のエリカエクスプレスの単騎逃げ。
ただケリフレッドアスクが主張すればあっさり控えるだろう。
とりあえず武騎手が逃げるとすれば恐らくばペースはそこまで速くはならないか。
しかも前走逃げはアドマイヤマツリとエリカエクスプレス、先行はシンリョクカ・セキトバイースト・ランスオブクイーン、あと前走逃げ損ねたケリフレッドアスクの6頭くらい。
流石にランスオブクイーンは厳しそうだが、前残りならアドマイヤマツリ・エリカエクスプレス・シンリョクカ・セキトバイースト、ケリフレッドアスクは注目です。
あとは枠順次第。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去7年分の枠順傾向です。
これを見ると13番ゲート以降からの好走馬は2頭だけです。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると昨年こそラヴェルが16番ゲートから好走しましたが基本的には12番ゲート以内が良さそう。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ系
・ステイゴールド系
又は
母父に
・ナスルーラ系
又は
母父or母母父に
・ヴァイスリージェント系
です。
リピーターが多いレースですので、リピーターのみの血統傾向は対象外としました。
あとディープインパクト産駒ですが分母が多いだけで好走率は高くないです。
今回の該当馬は
サフィラ
フェアエールング
ライラック
レガレイラ
ヴェルミセル
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。
今回は中々絞り切れないので2021年の5番人気以内馬壊滅の年以外で、毎年必ず1頭は3着以内に好走している馬という基準で絞り込みました。
① G1馬 or 前走G2以上で上り1位で2着以内馬
② 関東馬・3歳馬は前走1番人気
③ 前走敗戦馬の着差0,8秒以内
④ キャリア18戦以内
⑤ 前走4角14番手以内
これで(5・2・5・4)複勝率75,0%になります。
現時点の予想オッズを見ると4強構成になっているので、予想オッズ4番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
レガレイラ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走リステッドクラス以上出走馬
② 前走距離1800~2200m
③ 前走馬体重420キロ以上
④ 前走敗戦馬の着差0,9秒以内
⑤ 前走間隔4週~新潟記念週まで
⑥ 前走脚質差し・追い込み馬は前走上がり5位以内
⑦ 関東馬は前走G1 or 牡馬混合重賞で上り3位以内
⑧ 5歳以上馬は前走5着以内で6番人気以内
これで(2・7・1・13)複勝率43,5%になります。
現時点の予想オッズを見ると4強構成になっているので、予想オッズ5番人気以内馬を穴馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
オーロラエックス
セキトバイースト
ラヴァンダ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,3%です。
・5歳以上(0・2・0・62)複勝率3,1%
・前走間隔4週~新潟記念週以外(0・0・0・31)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,0秒以上(0・0・0・21)複勝率0%
・非リステッドクラス以下(0・0・0・35)複勝率0%
・前走距離1800~2200m以外(0・0・0・10)複勝率0%
・前走5~10着以外(0・1・1・70)複勝率2,8%
・前走4角3番手以下で上り6位以下(0・0・0・31)複勝率0%
現時点の予想オッズを見ると4強構成になっているので、予想オッズ5番人気以内馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した穴馬は
アドマイヤマツリ
以上1頭です。
全体的に見るとソコソコ凡走した馬が良さそうです。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
前走は展開にやられただけで見直せる1戦。
今回のメンバーを見ると距離2200mはギリギリ?どうなの?という馬が結構多いですよね。
その点この馬は距離は問題なく、京都コースも得意で外回りも良いと思う。
鞍上も強化され、戦ってきた相手レベルと斤量を考慮すれば十分勝負になると思います。



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