今回は神戸新聞杯2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
何故かテイエムタツマキの名前がありません。
このレースは中京競馬場で行われる芝2200m戦。
今年も昨年と同じく阪神2000mではありません。
登録馬は11頭の少頭数でシャフリヤールという堅軸と言える馬もいる。
その他2~4番人気馬もそれなりの実績馬。
上がり馬が食い込む余地があるかどうか…
しかしながら穴馬競馬のブログなので望みを捨てず狙っていきたいと思います。
まずは脚質傾向から見ていきます。
今回と条件が近い重賞限定で調べました。
ただサンプルは昨年からしか存在しないので対象レースは京都新聞杯・日経新春杯・神戸新聞杯の3レースです。
これを見るとサンプル数は少ないものの、圏内馬9頭中7頭は後方勢です。
ただ今年の登録馬を見ると逃げ馬不在、先行馬にしても明確にこれだと言える先行馬も微妙。
団子状態からのヨーイドンになるか、一発狙って大逃げする馬がいるか、これは蓋を開けてみないとわかりません。
ですが一応後方勢優位として考えると注目は上り1・2位の複勝率100%というデータ。
中でも同じ3歳戦の京都新聞杯と昨年の神戸新聞杯に注目すると、上り2位以内で圏内に入った馬は4頭。
その4頭に共通する点は
前走上り1位 or 過去にG1で上り1位を経験
これに該当する馬はシャフリヤール・ステラヴェローチェ・セファーラジエルの3頭です。
次は枠順傾向です。
中京競馬場改修工事後の1勝クラス以上、今回と同条件に近い開幕7~8日目で調べました。
以下がその枠順傾向です。
これを見ると1・2番ゲートで5勝というのは注目ですが、今回の登録馬が11頭ということを考えると外枠が不利ということはありません。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠からは穴馬は出ていませんが、登録馬11頭なので気にすることはない。
11番ゲートまでで見ると複勝率で内も外も大きな差はありませんね。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
次に血統傾向です。
普段は過去5年で調べていますが、同コース重賞は昨年からの3レースしかないのでそれを参考にしていきます。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ステイゴールド系
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
特に注目なのはステイゴールド系ですね。
ディープ産駒が走るのはこのレースに限らずですが、ステイゴールド系が全体の3分1を占めるというのは気になる傾向です。
今回の該当馬は
イクスプロージョン
シゲルソウサイ
シャフリヤール
レッドジェネシス
ヴェローチェオロ
以上5頭です。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走ダービーで2着以内or2番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
シャフリヤール
以上1頭です。
この条件に合致した馬は過去10年で9勝です。
単勝・馬単・3連単で買う人にとっては心強いデータです。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走1着馬 又は 前走2着or2番人気で上り1位
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で7回。
そしてその7回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
セファーラジエル
モンテディオ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ?????
穴馬消去法・脚質傾向で挙げた馬。
またこのレース過去10年でデスデータと言える程の条件がある。
そのデータは
① 前走間隔中5週以内(0・0・1・41)
② 前走1勝クラス以下(0・0・1・23)
想定5番人気以下でこの条件をクリアした馬は3頭でその内の1頭がこの馬。
前走は京都新聞杯3着のマカオンドールを負かしており、上位人気勢は強固かもしれないが3着くらいならチャンスはあるのではないか。
(B) レッドジェネシス
この馬も(A)馬と同じくデスデータをクリアした馬。
また2走前は同コース重賞を制している。
前走は出遅れもあったが、その時は鞍上の奥義「ポツン」が炸裂(笑)
前走は目を瞑ってもう一度見直してみたい。
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