まず軸馬2頭を決めていきたいと思います。
このレースの好走馬の殆どは2パターンで前走重賞出走馬か巴賞出走馬なのだが、複勝率で見ると断然に高いのは…
① 前走重賞出走馬
この条件だけで複勝率が28,2%もあります。
今回巴賞組に人気馬が多いですが、ここはデータに沿って重賞組のデータを掘り下げていく。
ここから好走率の高い条件を探していくと…
② 前走9着以内
③ 斤量55キロ以上(新斤量制度に換算)
④ 前走間隔18週以内
⑤ 前走馬体重454キロ以上
⑥ 6歳以下
この条件①~⑥で(7・2・4・8)複勝率61,9%になります。
そしてこの条件で残った馬はイクスプロージョン・キングオブドラゴン・ヤマニンサルバムの3頭です。
全部二桁人気馬…こりゃ参ったな、やり過ぎかも(;^_^A
ただ荒れるレースなのでこんな軸でもアリかもしれない。
そこで軸馬1頭目はキングオブドラゴンとした。
近8走中7走がG2戦。
今回はG3戦でハンデもそれほど重くはない。
G2戦でもソコソコ走っているし距離がやや短い気もするが、2000mの実績がないわけではない。
大外枠に入ったが14番のテーオーシリウスと一緒に上がって内を取りに行けばソコソコの位置が取れるのではないか?
そして軸馬2頭目はヤマニンサルバムとした。
この馬は前回記事の脚質傾向で推奨した馬。
そしてここでも名前が挙がった。
重賞挑戦後はやや壁にぶち当たっているが、前走はジャスティンカフェとコンマ4秒差なら上出来か?
前に壁を作っておきたいタイプでこの枠は丁度良い。
次いで対抗馬だが軸が大穴となってしまったので対抗馬は順当に人気馬から選びたい。
荒れるレースとは言っても過去10年で5番人気以内馬は必ず1頭以上は圏内に来ています。
そこで対抗馬1頭目はアラタ。
昨年の札幌記念では明らかに格上メンバー相手に4着と大健闘。
その後も重賞含め3・4・3・1着。
得意の4戦3勝の函館、しかもローカル重賞なら斤量を背負わされたとは言えやってくれるはず。
対抗馬2頭目はブローザホーン。
この馬は2走前から急にパフォーマンスが上がった。
2走前に負かしたエンドロールは天皇賞春で7着。
そして前走は2着にコンマ8秒差の圧勝。
函館芝2000mも実績があり、勢いに乗ったエピファネイア産駒という点でもこの馬は面白い。
買い目は以下の通りです。
(3連単フォーメーション)
◉8枠16番キングオブドラゴン
◉3枠5番ヤマニンサルバム
〇5枠10番アラタ
〇4枠8番ブローザホーン
★5枠9番ローシャムパーク
★4枠7番ルビーカサブランカ
★穴馬(D)
◉→◉〇⇔★各100円×36点=3600円
〇→◉⇔★各100円×24点=2400円
(計6000円)
残りの3頭はいつも穴馬だが軸が大穴だけに人気馬も買い目に入れたい。
そこでローシャムパーク。
キャリア8戦中馬券にならなかったのは一度だけ。
3歳時のセントライト記念ではガイアフォースとアスクビクターモアの3着。
4着には七夕賞を制したセイウンハーデス。
斤量56キロというのも魅力。
2頭目はルビーカサブランカ。
週中推奨穴馬スカーフェイスだが、外枠に入ってしまった(-_-;)
過去10年で10番ゲート以降から好走した馬10頭中9頭は4角6番手以内をキープ。
外枠に入った馬は先行出来ないと厳しく、スカーフェイスにはそんな芸当は出来ないだろう。
ということでルビーカサブランカを選んだ。
前走巴賞出走だがこのレースは巴賞出走馬が良く絡む。
しかも凡走した馬が好走傾向にある。
前走先着を許した馬で今回人気になっているアラタとドーブネは±0、対してルビーカサブランカはマイナス2キロ。
函館実績も(0・2・2・1)で好相性、休み明け2戦目の成績は(2・1・0・0)です。
最後に今回選んだ3頭目はこの馬
ここを☟クリック
(D) ?????
最後の1頭は穴馬で攻める。
このレースは過去10年中8番人気以下の穴馬が9年馬券になっています。
そこで8番人気以下から好走率の高い条件を調べてみた。
好走馬は全部で12頭いるがその全馬に共通する条件は…
① 7歳以下
② 前走4番人気以下
③ 前走脚質逃げ以外
④ 前走4角3番手以下
⑤ 前走距離1800m以上
⑥ 前走間隔11週以内
ここまでで(1・7・4・32)複勝率27,3%です。
ただこの程度の複勝率では推す材料としてはまだ少ない。
そこで好走率の高い条件を積み重ねていくと…
⑦ 前走馬体重466キロ以上
⑧ 前走9着以内
⑨ 関西馬
この条件①~⑨で(1・3・2・4)複勝率60,0%にまで上がった。
この条件に合致した馬は先ほど軸馬にしたヤマニンサルバムとこの馬だけ。
中京と新潟でしか走っていないのは気になるがこの馬に託します。
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