このレースは京都競馬場で行われるダート1900m戦。
今年のメンバーを見るとソコソコ良い馬が揃っていますが上位拮抗。
どの馬にもチャンスがありそうで結構難しそうなレースですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が215年以降の京都開催過去8年の脚質傾向です。

これを見ると複勝率は逃げ・先行馬が断然良いですが、後方勢も見限れないですね。
そこで前走脚質傾向が不明な前走海外遠征馬・昨年天皇賞春で競争中止したハピを除く(8・7・7・100)の前走脚質を見てみると…
① 前走中央開催出走馬は前走4角9番手以内、地方出走馬は前走4角4番手以内
② 前走中央開催出走馬は前走上り2位以下
これで(8・6・6・60)複勝率25,0%になります。
単純に脚質傾向だけで言えば残った馬はアウトレンジ・サイモンブーケ・ジューンアヲニヨシ・スレイマン・ゼットリアン・タイトニット・ブライアンセンス・ペプチドソレイユ・マーブルロック・メイクアリープ・メイショウハリオ・ライオットガール・ルクスフロンティア・レヴォントゥレット・ロードクロンヌの15頭。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走OPクラス以上
④ 前走馬体重539キロ以下
⑤ 前走5番人気以内 or 5着以内
⑥ 関東馬は前走重賞で2着以内の牡馬
⑦ 前走OPクラス出走馬は前走距離2000m以上で前走から斤量増馬は除く
⑧ 前走中央G2・G3出走馬は前走馬体重500キロ以上で前走から斤量増馬は除く 且つ前走6番人気以内で6着以内
⑨ 前走地方出走馬は敗戦馬の着差0,1秒以内で2番人気以内
まだ絞れますがここまでくらいにしておきます。
この条件で(8・6・6・9)複勝率69,0%になります。
この条件に該当する馬は
ブライアンセンス
ルクスフロンティア
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。

これを見ると勝ち馬は9番ゲートまでで9勝、複勝率は12番ゲート以内が良さそう。
外枠は不利ですかね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見るとやはり外枠不利。
13番ゲート以降からの好走馬はいません。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
京都開催直近5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
父に
・キズナ
・ナスルーラ系
・ノーザンダンサー系
又は
母父に
・スペシャルウィーク
・ロベルト系
又は
父or母父に
・ゴールドアリュール
です。
上記の推奨馬は全て分母は少ないが好走率は非常に高いです。
今回の該当馬は
アウトレンジ
カンピオーネ
ジューンアヲニヨシ
タイトニット
テーオードレフォン
ブライアンセンス
マーブルロック
メイクアリープ
メイショウハリオ
ライオットガール
ロードクロンヌ
以上11頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走OPクラス以上出走馬
② 前走馬体重539キロ以下
③ 前走4角11番手以内
④ 関東馬は前走2着以内
⑤ 前走G3出走の6歳以上馬は過去にG1で1着 or 2番人気以内の経験有り
⑥ 前走G3出走の別定戦出走馬は関西馬で前走上り6位以内
⑦ 前走OPクラス出走馬は前走距離2000m以上
*前走4角位置・馬体重不明馬は前々走を参考
これで(9・7・8・7)複勝率77,4%になります。
現時点の予想オッズを見るとアウトレンジが5番人気、タイトニットが6番人気となっていますが、近走の充実度と斤量を考えると恐らくタイトニットが5番人気以内、アウトレンジが6番人気以下になると思う。
よってジンセイ・タイトニット・ブライアンセンス・メイショウハリオ・ロードクロンヌを上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ブライアンセンス
メイショウハリオ
ロードクロンヌ
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

① 関西馬
② 牡馬・セン馬
③ 前走間隔半年未満
④ 前走馬体重490~519キロ
⑤ 前走OPクラス以上
⑥ 前走4角12番手以内
⑦ 前走5着以内 or 5番人気以内
⑧ 前走敗戦馬の着差2,3秒以内
これで(1・3・2・7)複勝率46,2%になります。
今回はジンセイ・タイトニット・ブライアンセンス・メイショウハリオ・ロードクロンヌ以外を穴馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アウトレンジ
テーオードレフォン
メイクアリープ
レヴォントゥレット
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は5,6%です。
・関東馬(0・0・0・27)複勝率0%
・前走6番人気以下で6着以下(0・0・0・41)複勝率0%
・前走馬体重485キロ以下(0・0・0・44)複勝率0%
・前走中央開催で上り2位以内(0・0・0・27)複勝率0%
・前走4角13番手以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走3勝クラス(0・0・0・12)複勝率0%
・前走から距離延長(0・1・0・71)複勝率1,4%
今回はジンセイ・タイトニット・ブライアンセンス・メイショウハリオ・ロードクロンヌ以外を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
アウトレンジ
ルクスフロンティア
レヴォントゥレット
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
過去10年の6番人気以下で距離延長組は(0・1・0・71)複勝率1,4%。
分母が多いだけにどうしても気になる。
穴馬一番手に推すなら距離延長組以外から挙げたい。
そうなるとこの馬ですかね。
近2走の走り、斤量からそこまで人気にはならないだろう。
ただ重賞実績もあり距離とコースも問題なく先行力も魅力。
あとは極端な外枠配置にならなければ買いの1頭ですね。
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